金谷 潤子
11月22日
ご主人さまも先にお看取りさせていただいていた方。
「いい夫婦の日」にご主人さまがお迎えに来られたようです。
とても可愛らしい方でした。
お会いすると皆が癒されました。
忘れん坊さんでもちゃんと私の声は分かっていて、往診の日にはプイと寝たふり(採血がお嫌で)をされてました。
お顔色も良く、頬はほんのり桜色。
ご主人さまとまた手を取り仲良く道中お話されるのかなと、最期の診察をしながら心が緩みました。
ご両親思いのお子様たちもお揃いで、また、ご夫婦の門出のお祝いです。
帰り道、見上げると東の空に大きな二十六夜月が微笑んでいました。
本当にお疲れ様でした。
ご縁をありがとうございました。