遅延型フードアレルギー検査とは
食べた6時間から24時間後に起こるアレルギー反応の検査です
一般的に知られている食物アレルギーは、卵、小麦、そば、かに、ピーナッツなどを食べた直後にかゆみ、じんましん、腹痛、時には呼吸困難などの症状が現れるもので、「即時型アレルギー」と呼ばれます。症状がすぐに現れるので、どの食物が原因なのかが判明しやすいのが特徴です。
このタイプとは別に、食べた6時間から24時間後に、身体がじっくり炎症を起こすタイプのものがあります。これを「遅延型アレルギー」といいます。
遅延型アレルギーは、ゆっくりと体中に炎症が進行し、気づかずにその食物を食べ続けることによって慢性的な炎症となり、様々な症状となって現れます。症状の発症が遅いため、アレルギーの原因食物を特定するのが難しく、ダメージを受け続けることによって細胞の老化にもつながります。
遅延型フードアレルギー検査では、120項目(セミパネル)または219項目(フルパネル)のいずれかの食物に対して、アレルギー検査を行います。
この検査に適している方
- 健康のために自分が何のアレルギーを持っているか知っておきたい。
- なんとなく身体の調子が悪いけれど、理由がわからない。
- 自分の食生活を見直したい。
など
検査の流れ
Step1まずはご予約ください
お電話またはお問い合わせよりご予約をお願いいたします。
ご不明・ご不安な点がある場合は遠慮なくご相談ください。
Step2詳細な問診・血液検査
問診票をご記入頂き、検査もいたします。
その後に現在の症状・病状を把握するために、医師によるカウンセリングも行います。
Step3検査結果のご説明
血液検査より約3週間後、検査データに基づいて作成した「スタンダード・フード・パネル(レポート)」をもとに、患者様のアレルギーの状態をご説明いたします。
Step4病状改善に向けたご提案
医師からの医療アドバイスとしてサプリメントや日常生活のご提案を行います。
同時に栄養指導を行います。
検査後の治療方法
検査でアレルギーが明らかになった場合は、アレルギーの原因食物を3~6カ月除去することによって、アレルギー反応は起こりにくくなります。
必要に応じて、サプリメントなどを処方したり、体調についてのご相談をお受けしながら治療を行っていきます。