グルタチオン

グルタチオンとは

抗酸化作用や解毒作用のあるアミノ酸の化合物の一種です。

グルタチオンはアミノ酸が連なってできる化合物の一種です。活性酸素によるダメージから体を守る抗酸化作用のほか、解毒作用があるため美容や健康に役立つ成分として知られています。
また、グルタチオンはパーキンソン病の患者様の脳内で不足している成分であることがわかっており、投与することで、脳細胞を守る働きが活性化し、症状の緩和が期待できます。

主な効果

筋肉や関節のこわばりを減らす効果
安静時の手足の震えを抑える効果
より滑らかに話すことができる効果
抗がん剤による末梢神経障害に効果

この治療に適している方

  • パーキンソン病
  • 抗がん剤による末梢神経障害
  • シミ・そばかす
  • 肝斑や色素沈着
  • 湿疹 など

治療方法

グルタチオンは胃腸ではほとんど体内に吸収されません。そのため、経口では大きな効果が期待できないため、点滴で投与するのが一般的です。紫外線により活性酸素の増加、加齢(20代がピーク)などにより、体内のグルタチオン量は減少します。グルタチオンとビタミンBをミックスすることで、疲労回復・肌荒れ改善・ストレス緩和などの効果を大幅にアップさせることができます。
パーキンソン病治療目的の場合は1週間に1、2回を3ヶ月続けて頂きます。4ヶ月後目以降は医師と相談して継続していきます

考えられる副作用

日本では既に40年以上も前からグルタチオンを自家中毒、つわり、妊娠中毒、薬物中毒、慢性肝炎の治療に使用しています。妊婦への使用が認められていることから分かるように、副作用が非常に少ない、安全率の高い医薬品です。
米国では抗がん剤の副作用による指先のしびれ(末梢神経障害)、閉塞性動脈硬化症など様々な疾患の治療に使われています。

一番上に戻る