オゾン療法とは
免疫力を高め、がん治療やアンチエイジングに有効です
血液オゾン療法とは、医療用オゾンを使った点滴療法です。
採血した自分の血液にオゾンを加えて反応させ、その血液を点滴で体内に戻すという療法です。
オゾン療法の主な効果
1免疫力を上げる
オゾン療法は免疫力を高める作用に優れているため、がんの補完療法として使用されています。
2抗酸化力を上げる
抗酸化力が上がりサビに強い体になります。動脈硬化や認知症予防などの役に立ちます。
3疲労を改善する
手足の血液循環を改善し、不定愁訴や肩こり、冷え性といった症状にも効果が期待できます。
代謝が良くなるため、全身の疲れや筋肉の疲れを改善する効果もみられます。
4抗炎症作用
炎症を抑える作用があるため、細菌感染やアトピー性皮膚炎、喘息などの代替療法として使用されています。
この治療に適している方
- 免疫力を高めたい方
- 慢性的な疲労を解消したい方(疲れにくい体を手に入れたい)
- 冷え症、肩こりを改善したい方
- がんの治療中の方
- 動脈硬化や認知症を予防したい方
など
以下のような病気や症状への効果が報告されています。
- 脳卒中後遺症
- 更年期障害
- 動脈硬化
- 認知症予防
- 細菌感染
- アトピー性皮膚炎
- 皮膚潰瘍、皮膚病変
- 腸炎
- 気管支喘息
- 帯状疱疹
- 肌のシミやくすみやシワ
- 歯科領域
- 神経痛
- 関節痛
など
治療方法
あらかじめ採血した血液バッグに微量のオゾンガスを入れた医療用オゾンを注入すると、血液の赤血球が酸素を取り込んで鮮やかな赤色に変化します。その後、オゾン化した血液を体内へ戻します。オゾン化した血液により、微量の活性酸素が体内に発生します。
それにより体が酸化ストレスを受けて抗酸化力が活性化され、酸化ストレスに強い体となるのです。
免疫力や抗酸化力が向上することで、健康維持と若返りが期待できます。
考えられる副作用
安全性に関する論文によると、副作用が起きる確率は0.0007%と限りなく低いと報告されています。副作用の症状もすぐ改善する軽いものであったとされています。
2000年以降はオゾン耐性シリコンの点滴材料が開発されたため副作用の報告はありません。
なお、以下の病状についてはオゾン療法は適しません。
- 甲状腺機能亢進症
- G6PD欠損症
- 妊娠中の方
治療の流れ
Step1カウンセリング
Step2採血
100~150cc程度の血液を採血します。
Step3血液にオゾンを注入
血液とオゾンを混ぜ合わせると血液の酸素濃度が上がり鮮やかな赤色に変化します。
Step4点滴
オゾン化した血液を体内に戻します。
所要時間は30分~1時間程度とお考えください。